弓道女子日本一に輝いているこの選手は、「たまっている毒を抜いてあげるね」とは言っておりません。て言うか未確認ですが言っていないでしょう。
https://iwate-sposhin.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/kanpo-49.pdf
弓道なので実際は
「中(あ)てたい」と思うことは的中にとらわれることとなり、おのずと体に余計な力が入ってしまい、自身の心の安定を乱すことにつながります。」
と述べているだけです。(引用元:日本スポーツ協会発行Sport Japan 2023 03-04)
要するに「毒」を抜くのではなく余計な「力」を抜く事が重要だと。
(まぁ、毒は排除するべきは当然ですが。)
とにかくただびんびんに硬くすれば良い、という物ではないのです。
かと言ってふにゃふにゃでも困る・・・。
とにかく余計な力を抜いてラリッてますではなくリラックスさせる所はさせる。
それはどんなスポーツにも言える話で、例えばこのサッカー選手。
弓道でも筋肉のすべてをコントロールしながら使う所は使って体を最適な状態にセットし、ブレを発生させる余計な動きはミリ単位以下で抑える意識が基本の1つとなるでしょう。
スラックラインや自転車のスタンディングスティルも微妙な重心のズレがすぐに増幅されて転落や転倒につながりますので、弓道のトレーニングとしても是非取り入れて欲しいものです。