この人のツイートがいつまで消えずに残っているかはわかりませんが、 青柳雅人フィジカルコーチも述べておりますようにこの勝負には感心しますね。

「転んだら負け」のようなルールの中で、実際はそんな単純な動きではない事もよくわかります。

この勝者は転ぶか否かだけでなく「つかまっている」「ぶら下がっている」事にも集中したように見えます。

本当の関取りのように太ってしまったら使えない手を使ったのです。

この勝者はレスリングやボルダリングの選手に成った方が良いのかも。

では、この手を使う時にはバランス能力はどうでも良いのか?ですが、そんな事はありません。

なぜなら自分のいる空間の上下左右前後の位置感覚に狂いがないようにしなければならないからです。

つまり、ぶら下がって頭が下になったり体が回転させられてしまっても、 上下左右前後を間違えてはいけないのです。

それらを感知するセンサーを脳内でしっかり働かせる事を含めてバランス感覚と呼ぶべきかも知れません。