どうしてそんなに乗りたいのか知りませんが、馬乗り(騎手)になりたい少年のトレーニング映像。
だから、リボンの騎士なんて誰も今見ないし、本当の競馬の騎士になりたいのですってよ。
https://x.com/worldsokuho/status/1938366802687357064
見ての通り少年はかなりバランス能力が高いようです。
ただ、これだけですと体勢があまり変化しないので、もっと馬が暴れたりした場合の耐え方なども別に練習するのでしょう。
乗馬は基本的には二輪車やスキーなどと同様にカーブの際はリーンウイズで、人馬一体に内傾します。
実は四輪バギーなどでもターンの内側に胴体を傾けて寄せないとカーブでは外側へコテンと転倒します。
私も最初はそれを知らずに転倒しました。
それと、あまり知られていない話ですが、実は馬が急に予想外に右折や左折をしたりすると、人間が乗っている「あぶみ」と呼ばれる足の踏み台と言うか、自転車で言えばペダルから足が外れてしまう事があります。
それが片足がはずれただけで騎手は足で踏ん張れなくなりますので、バランスが目茶目茶に崩れてどうしようもなくなり、怖いのなんの。
その状態から馬が更に急に向きを変えたりしたものなら、もう落馬です。
スピードが出ていたら怪我をする場合もあります。
横に落馬するならまだマシですが、私は一度前に落馬しました。
その時は、バランスが崩れたので馬の首に両腕で抱き着いたら、私の体がズルッと馬の首の下に回って馬の前の地面に落馬し、仰向けになっている私の腹の上を馬の腹が通過して行ったのです。
この時は「踏まれる、踏まれる」という恐怖感で一杯で人生最大級の危機を味わった感じでしたが、幸い無傷で済みました。
噂によると、そういう時に馬は人を踏まないのだそうです。
馬は往きには嫌々言う事を聞いているので遅めに動き、帰り道になると喜んでスピードを出したがるので、その時も帰りだったので体勢が狂ったようです。
やはり馬だって背中に余計な物や人を長時間乗せたくはないんでしょう。