Amazon.co.jp: 小関式 心とカラダのバランス・メソッド 電子書籍: 小関勲: Kindleストア
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これが長年バランストレーナーをされているという小関(おぜき?こぜき?)氏の著書です。
バランストレーニングが各種スポーツに役立つ事がよくわかるような内容と思われます。
尚、この先生がスキー滑走している動画はネット上で見れますが、多分SAJ(全日本スキー連盟)バッジテスト2級には合格しないでしょう。
それはつまり、スポーツ種目によって使うバランス能力が異なるので、例えばバランスボードは超上級者でもスキーが練習不足ならそんなに上手くないという事です。
スキーがうまくなるにはスキーを、サッカーが上手くなるにはサッカーを徹底して練習しなければならないという当たり前の事が基本で、バランスボードをやったからスキーが上手いとは限らないのです。
ただし、この先生のスキーの練習時間が少ないのならこれだけ滑れれば凄いのであって、それこそバランストレーニングの賜物でしょう。
こちらの考え方としては、特にスキー・スノボやサッカー・フットサル・フットボールなどのような不安定要素の多いスポーツでは、どんな体勢になってもバランスの整え方を失敗しないようにバランス能力の隙き(すき)がないように訓練して頂きたい訳です。
バランスボードだけが上手いよりも、スキーもスノボもスケボーもサーフィンも自転車も一輪車もスラックラインも竹馬も上手くなっておいた方が運動の対応幅が広がるのです。
具体的には、バランスの微細な崩れや誤差を感知するセンサーの能力、それらを極力短時間で修正する能力が養われます。
それにより基本ポジションを安定させる精度が増したり、転倒寸前の状態からでも咄嗟に無意識的に極めて短時間にリカバリーができたりするので、当然好成績にも直結してきます。
又、自分の身体をいつもイメージ通りにコントロールできる為にはあらゆる動作を練習でカバーしておくべきで、もし例えばスラックラインが全然できないようではその分だけ能力の隙き(すき) があると言えるでしょう。