綱渡りの一種であるスラックラインをやってみると、夕方になって薄暗くなると落ち易くなる気がします。
これは、見えている木や家などの景色の輪郭がぼやけてくるせいではないか?と個人的には思っていました。
だから夜になって真っ暗になれば落ちまくりそうなので、夜暗い所ではスラックラインをやる気が起きません。
しかし、たまたまこの動画を見た時は驚きました。
何と、目を摘出して視覚を持たない少年が自転車に乗れるようになったと言うのです。
でも、よく考えてみれば視覚がない人でも二足歩行ができるのであればその為のバランス能力は獲得しているし、健常者でも目をつぶっての片足立ちをほとんどの人がある程度はできるはずです。
と言う事は、薄暗いからスラックラインから落ち易いというのは単に修行が足りない人間の言い訳だったのか。
そんな事でいい訳?
(厳密に言えば、視覚はなくても明るいか暗いかの照度を感知できるのか否か? とか、明るい場所でも極度の乱視の人や極度の濃霧などで物の輪郭がぼやけたり崩れたりしている状況ではどうなのか? などの検証も必要かも知れません。)
そう言えば自分のしょじょく(所属)するスキークラブの先輩スキー指導員は、ナイターのないゲレンデで夜暗くなって良く見えない中でコブ斜面を滑って練習し、大会で良い成績を出していたそうです。
そんな凄い特訓に対抗してバランス能力を高めるには、取り敢えず金隠し(きんかくし)ではなく目隠ししたままスラックラインを長く渡れるようにするのもありかも。
・・・だから、こんな格好はしなくていいから。
ところで、視覚を使わないとなるとどこでバランス配分を感知するのか?
という疑問が湧いて来そうです。
それに関してはこの動画の先生の説明が参考になりそうです。
よしおとは全然違うわ。