体操競技女子平均台やスラックラインや綱渡りやフィギュアスケートなどで、バランスを取るためについ無意識に動かしてしまいそうな体の部位は?
「部位」ときかれるとすぐに条件反射のように短絡的に◯部だの局部だのと言う人もあるかも知れませんが、勿論それらは不正解です。
でも、タイトルが「ほうけい」かい?とか金(きん)◯があるとかないとかなので、どうせそういうぶらんぶらんした部分やろ?と思われそうですが、早合点しないで下さい。
女子平均台・・・、女子も動かす部位である事を最初から申し上げてあります。
正解は手首の内側で、手の平を裏返して甲を上にする筋肉がある部分です。
実はその筋肉は四角い形をしているのです。
四角くて内側に回す筋肉という意味により、その名前は「ほうけいかいないきん」であり、漢字ですと方形回内金、ではなく方形回内筋となります。
例えば、女子フィギュアスケート金メダリストの荒川静香選手のようなエレガントなパフォーマンスは、手の平の向きを変える動きや指先一本一本の微細な動きを本人の意思により常にコントロールし続けている高い能力のなせる技とも言えそうです。
いくら見た目がまだ若くても羽生結弦選手に対して「ほうけい」かい?ない!!金(きん)◯?などと言う声援を観客席から送らないように・・・て言うか、そんな人はいませんが。