こんな無茶苦茶に整った事ができるのは正に超人。
バランスを含めてコブ斜面スキー滑走のあらゆる能力が世界1位。
デュアルでも。
2021年12月 ↓
2022年1月↓
彼はウォータージャンプでは何とバックフリップの4回転ができた程の高いポテンシャルを持ち合わせていて、今後訪れるであろうダブルバックフリップ時代に既に対応できています。
2021~2022シーズンの1月時点で彼が好調な理由の1つとして報道されている事は、彼がスノボやフィギュアスケートをオフトレに取り入れていた点です。
特筆すべきはフィギュアスケートです。
以前からモーグル選手を含めスキー選手はインラインスケートなら普通に行ないますが、本物のスケートをするという話はあまり多くないでしょう。
でも彼の場合はフィギュアスケートで単に滑走感覚だけを向上させている訳ではないはずです。
最多優勝者のミカエル・キングズベリーともども行なっている高度なエアの内でも、回転軸をずらした3回転のような難易度の高いエアを完璧にこなす為には、空中での完璧な回転軸を作らなければなりません。
それは正に羽生結弦の3回転、4回転スピンの軸を寝かせた状態に良く似ているではありませんか!
だからフィギュアスケートのスピンはモーグルの現時点での高得点エアの練習種目として最適なのです。
憶測ですが、恐らく彼はこのような釣り竿に似た宙吊りにされる道具を使ったトレーニングをしたのでしょう。↓
そのコーチが女性だったのかはともかく、この動画のようにしなった竿(さお)を素手でしっかり握ってもらいながらちゃんと立つようかなりしごかれたものとも思われます。
もしこのトレーニングをまだ行なっていないようであれば、男たるもの(女でも)絶対に行なう価値はあると言えます。
彼はまだこれからが本番生(なま) ではなく本番でしょうっ
・・・因みにそのようにワイヤーで吊ろうという発想はチャップリンの時代にも実用化?されていた模様ですが・・・